最近の出来事
ここ数年の出来事と傾向
ここ数年、概ね40歳以上の方々がダイビングを始める、あるいは活動を再開、継続するに当たって、いわゆるダイビング事故死ではない「突然死」(事前に兆候のない突然の持病死)の事例が増加しています。
2007年の特徴的な出来事
2007年は偶然にも10月~12月までの3ヶ月連続で40代の方が亡くなる、又は行方不明のままという悲しい事故が発生しました。
10月には伊豆大島で40代の男性が亡くなりましたが、死因がなかなか特定出来ず、ダイビング事故としては異例の「病理解剖」がなされ、死因が心臓疾患(冠動脈硬化)とされました。
この事で更に複雑なのは、死因がダイビングによる事に起因されず、それ以前の持病によるものとなった場合、現在のスポーツ傷害関連の保険等は全く通用されず、保険金が一銭も払われないという問題もあります。
11月には東伊豆・宇佐美で48歳の女性ダイバーが行方不明。
そして12月にはメキシコで40歳の日本人女性ダイバーがツアーグループからはぐれ行方不明になっています。
表にに見られるように、ダイバー人口のうちまだ多数を占める20代~30代の事故数に対し、40代以上のダイバー事故の確率が圧倒的に高い事が分かります。
メニュー:生涯スポーツとしてのダイビング